感覚統合療法
こんなことに困っていませんか?
感覚統合療法とは
はじめに
巷の児童発達支援施設では「感覚統合療法しています!」と謳っている事業所がありますが、それは本当の感覚統合療法でしょうか?
しっかり、JPAN(感覚処理・行為機能検査)でアセスメントしていますか? 答えは「NO」です!
「感覚遊び」をして「感覚統合療法」をしたつもりになっている事業所が多いのが現状です。
私たちは感覚統合学会が開催する感覚統合療法士(3月15日現在感覚統合療法検査評価コース終了)の資格を保持しています。
その他にも保育士免許、幼児体育免許を保持し幅広い知識で子どもを理解し「子どもが楽しく、自発的に感覚統合ができる」ようにお手伝いしています。
専門性の高い、感覚統合療法を提供いたします。
感覚統合療法とは
感覚統合療法では、子どもの学習、行動、情緒あるいは社会的発達を脳における感覚間の統合という視点で分析し、治療的介入を行います。対象児は限局性学習症や注意欠如・多動症、自閉スペクトラム症、発達性協調運動症など、学習や行動、協調運動の発達に困り感を持つ子どもたちが中心です。
原則1 感覚は脳の栄養素
「感覚」と聞いて思い浮かぶのは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の5感ではないでしょうか? これらの他にも、固有受容覚、前庭覚という2つの重要な感覚があります。つまり、合計7つの感覚を栄養素として脳は発達していきます。
原則2 感覚入力には交通整理が重要
豊かな感覚は脳の発達に重要な役割を果たしていますが、量が多ければよいというわけではありません。次に重要なのは「交通整理」です。感覚を感じ、脳に届けるまでの道が混雑することなく整理されている必要があります。
例えば、私たちが騒がしいレストランで会話をすることを考えてみましょう。
たくさんの声(音の刺激)の中から、会話の相手の声に耳を傾け、それ以外の声や音は意識しないようにしているはずです。これは、必要な情報と必要でない情報を交通整理した結果できていることです。
原則3 感覚統合は積み木を積み上げるように発達する
感覚統合は積み木を積み上げるように発達します。読み書きなどの教科学習や言葉の遅れ、手先の不器用さなどの目に見えやすい問題は、ピラミッドの上の方の問題です。しかし、これらの問題に対する支援では、その土台になっている感覚・運動面へのアプローチこそが重要になります。